【DIY】日曜大工に設計図面が必要?!初心者ほど書かないと後悔する
日曜大工をする上で必要なものはたくさんあります。木材をはじめとして電動ドライバーや、電動丸のこ、最適なサイズのコーススレッドや釘などを用意しなくてはなりません
しかし、いくら高性能な電動工具を持っていても理想のものが出来上がるとは限りません
電動工具は我々DIYerを補助してくれる機械であって、例えるなら人間の手足のかわりで、設計図面は頭脳といったところ
設計図面は組み立ての手数が多かったり、複雑な構造のものほど効果を発揮しますが、まずは簡単なものでも設計図面を書いてみましょう
この記事は
日曜大工に挑戦しようとしている人
なかなか思い通りにいかないと悩んでいる人
へ向けたものとなります
それでは設計図面が必要な理由を見ていきましょう
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必要な木材のサイズを把握する
どのくらいの長さ、厚さの木材を用意するのかを設計図面を用意することで知ることができます
例えば、100mm × 100mmの箱をつくる場合木材の長さは 100mm で良いのでしょうか?そもそも外寸が 100mm100mm
100mm × 100mmの箱をつくるならば、木材の長さだけでなく厚さも考慮する必要があります
例えば外寸100mmの箱を作ろうと4枚の木材を全て100mmにするとこんな感じです 赤いところが重なりあい余分な部分となります
下の図のように組み方を変えても外寸は100mmにはなりません。100mm+木材の厚み となります
外寸 100mmにするならば 下の図のように青い木材を赤い木材の厚さ分だけ余分に切り落とすか、
下の図のように合わせ面を45°にカットする必要があります
外寸 100mmの箱をつくるだけでも設計図面を用意することで、木材をどのように切り出すのか、合わせ面をどのようにするかなど、必要な木材のサイズを把握することができます
余分な材料を最小限にする
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木材を切り出すときに余りがほとんどでないように切ったり、コーススレッドや釘なども必要数だけ用意することができます
よくあるのが、《ふぁッ?!コーススレッドが足りないぞ…。誰か買ってきてー!!》なんてこと。わざわざ買い足しにいく必要のないように設計図面を元に、必要数を確認して事前に用意しておけば作業もスムーズに進みます
また、計算せず準備した木材が思いのほか余ってしまうこともしばしば。。 『いつか使うだろう!』と木材を取っておくのもアリかもしれませんが、いつ使うかわからないし、保管の仕方が悪くいざ使おうとしたら《腐りかけていた…》なんてことがないように必要なときに必要なだけ用意する方が無難です
『コーススレッドは入数が多い方が一本あたりの価格が安くなるんだな!』と考えているかたも要注意!
木材と同様にコーススレッドや釘も湿気対策などをしてしっかり保管しておかないといざ、使おうとしたときに《錆びてるじゃないか…》なんてことの無いようにしたいですね。錆びてしまうとしっかりとめることができなかったり、強度も落ちますからいいことはありません
『じゃぁ、錆びないステンレスにしようかな!』と考える方もいるかもしれません。この先すぐに使う予定があるなら良いですが、使う予定がないならば必要数程度にしておくのが良いと思います
完成イメージを視覚化する
もし、完成したイメージはあなたの頭の中だけにしかなく、《どうしても作りたいが家族にそんなものはいらないと一蹴された。》なんてことありませんか?
我が家はしょっちゅうです
頭の中にはしっかりとした完成イメージがあるものの口頭ではうまく伝えられず、身振り手振りであれやこれや説明する
だが、『お金の無駄やて』とだいたいママに止められるもの
そんな時に設計図面を用意してプレゼンすれば、簡単に工作許可をもらうことができます。
設計図面を用意することで完成イメージが視覚化され、自分の頭の中にあったものを他人と共有することができます
これはDIYerの財源を確保するのにも、複数人で作業する際にも有効になりますから設計図面はぜひ用意してみましょう
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日曜大工でも設計図面は必要
必要な木材のサイズを把握する
余分な木材を最小限にする
完成イメージを視覚化する
設計図面は日曜大工でも必要だということがおわかりいただけたとおもいます
もちろん、日曜大工に慣れている人であれば設計図面がなくても、頭の中のイメージを具現化できると思います
しかし、慣れるまではきちんと設計図面を用意して取り組むことで日曜大工が上手になっていくとおもいます
最初からうまくできる人はよほどセンスがあると思いますし、尊敬します
ただ、ズブの素人からすると
どのくらいの長さに木材をカットしたらいいのか?
どの位置にどの長さのコーススレッドを打てばいいのか?
などがわからないと木材のカットする長さを間違えたり、組み立て方を間違えたりと作業時間が大幅にかかってしまうことになります
実際に経験した人にはわかるとおもいますが、頭の中でイメージしていたものと実際に完成したものが全く違ったときの虚無感というか、自分のセンスの無さにガッカリするもの
日曜大工のセンスの無さは設計図面がカバーしてくれます!
これから日曜大工に挑戦しようとしている人や、なかなか思い通りにいかないと悩んでいる人は
まずは設計図面を書いてみましょう