フラット35の機構団信特約制度(団信)と収入保証保険どちらに加入すべきか?ポイントは年齢と家族構成
どうもすまいる(@smile_120family)です
我が家はフラット35にしました
団信に加入するか?収入保証保険に加入するか?建売住宅を購入する際に非常に悩みました。
フラット35の団信は強制加入ではないので、
どちらがメリットがあるのか親身になって教えてくれる不動産屋さんなら悩む必要はないのでしょうが、我が家は残念な不動産屋さんだったみたいです
なので自分で色々調べたのでまとめておきます
機構団信特約制度とは
機構団信特約制度を簡単に説明すると
ローン契約者が契約期間中に亡くなった(高度障害に該当した)ときに、金融機関に残りの住宅ローンを全額返済してくれるので、残された家族がローン返済をせず、家に住み続けることができる保険です
生命保険の死亡保険に似ていますが、保険金は残りの住宅ローンです
機構団信のオプションとして三大疾病付機構団信があります
機構団信は、死亡または高度身体障害
三大疾病とはがん、急性心筋梗塞、脳卒中となったときに保険金(住宅ローン残高)が支払われます
保険料は団信が0.20%
三大疾病付機構団信が0.44%となります(機構団信プラス 0.24%)
団信の加入条件と保証期間
団信は、加入条件は「満15才~満71才未満(71才になる前日)」
保証期間は「満80才(誕生月の末日)まで」
三大疾病付機構団信は、「満15才~満51才未満(51才になる前日)」
保証期間は、三大疾病の保証が「満75才」、死亡または高度身体障害保証が「満80才」(どちらも誕生月の末日)となっております
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機構団体信用生命保険(団信)のメリット
団信は保険料がフラット35の金利に上乗せされ、毎月の返済額の中に含まれています
つまり、借入金額が安いほど団信の支払い総額は安くなります
民間の生命保険のように、年齢に応じて保険料が変わることはないのです
生命保険会社で加入する生命保険のように生命保険料控除はうけられませんが住宅ローン減税控除をうけることができます
また、団信は途中で解約することも可能です
収入保証保険のメリット
収入保証保険は、生命保険会社で加入することができます
団信の保険金は住宅ローン残高分の金額でしたが、収入保証保険の場合は、契約時に定めた金額を毎月もらえることになります
万が一のときの保険金が多くなるのは収入保証保険のほうが多いと思います
所得税の生命保険控除をうけることができます
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ローン契約時の年齢
団信は借入金額に応じて保険料が変わります
一方、収入保証保険は契約時の年齢によって保険料が変わります。また収入保証保険は生命保険会社によって保険料も変わります
たとえば
借入金額3000万円
金利 2%
元利均等返済
とします
このとき、毎月の返済額は約10万円になります
団信0.20%の場合、毎月約3000円です
収入保証保険で万が一のときに毎月10円の保険金がもらえるような条件だと
25歳で2480円
30歳で2550円
35歳で2710円
40歳で2880円
45歳で2990円
(アクサダイレクト生命 収入保証2死亡保険 男性 60歳満了 で試算)
となります
60歳までの保険期間ですので、保険期間が延びるほど保険料は割高になっていきます 逆に保険期間を短くすれば保険料は割安になります
団信の場合、保証期間はローン完済もしくは満80歳までのどちらかはやい方となりますから、契約時の年齢が高くなるほどメリットがあるのかなと思います
家族構成も選ぶポイント
35歳でローンを組んだときにローン完済の70歳満了までの保険期間を選ぶと毎月4960円になります
35歳で子どもが成人するまでの20年間、保険期間を55歳満了にすると毎月2070円になります
家族構成を考慮して組むことで団信よりも保険料を安く抑えることができるでしょう
団信と収入保証保険どちらが良いのか
どちらとは断言できません
団信は住宅ローン控除を受けられます
収入保証保険は生命保険控除を受けられます
住宅ローン控除は10年間だけですが、生命保険控除は元気で働いている間は控除されます
それぞれ上限もありますし、生命保険控除は他に生命保険にはいっている場合、控除の上限に注意する必要もあります
また、団信は途中解約が出来ても、途中加入はできませんので注意しましょう
収入保証保険も年齢を重ねるごとに保険料はあがる点も注意する必要があります
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また、今加入している生命保険の内容も今一度確認することも必要だと思います
内容によっては団信も収入保証保険も加入せずに済む場合もあると思います
保険料ばかり払っているのももったいないですからね
毎月の保険料も住宅購入も決して小さなものではありませんから、ご自身や家族のライフスタイルに合わせて考えましょう
もちろん保険のプロなどに相談するのもオススメです。保険の窓口など複数の保険商品を扱う会社が個人的にオススメです。中立な立場であることがほとんどなので、自分たちよりも知識がありますからうまく活用してみてください
ご自身や家族とよく相談したうえで決めましょう
また、各金額については個人が勝手に計算してみたものなので正確なものではないということをご理解下さい