【体験記】元社畜が語る!ブラック企業をやめるまで
新卒から5年と数か月、ブラック企業に勤めてました
どうもすまいる(@smile_120family)です
ブラック企業ブラック企業と世間が騒ぎ立てておりますが、ブラック企業の実態は多種多様です
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社畜になりあがるまで
パパは新卒で入社し、最初の3か月は定時で帰れる会社でした
もちろん3か月間は研修期間という名目のもと日々先輩から業務を教わっていました
研修期間もおわりバリバリ働き、残業も40時間ほどしました
そして待ちに待った給料日が来ました
ドキドキワクワクしながら給与明細を見ると……
パパ「ん?残業代は?基本給も求人情報と違うぞ?」
部署長「新人は仕事が遅いから残業するんだろ~。基本給は人事に聞いて✋」
給料以外にも通勤時間にも不満はあった
配属先は自宅から片道1時間半
自宅から15分と30分のところに営業所があるにも関わらず、わざわざ遠いところまで通っていた
仕事内容はたしかにやりがいがあるし先輩も熱心に指導してくれたり、「先に帰っていいぞ~」と気づかってくれたり
仕事終わりに「飯でも食いに行くか」と誘ってくれたり部署長以外とは良い人間関係だったから給料のことはあまり気にしていなかった
そして仕事になれてくるとたくさんの仕事を与えられ、日付がかわった頃に仕事がおわるようになり、睡眠時間が削られていく
それでも会社には向かう
自分のためにいろいろやってくれた先輩、仕事に熱心な先輩がいるから
もう立派な社畜になりあがってました
「先に帰っていいぞ~」と言っていた先輩が何時まで仕事をしていたかは知らない
周りに「やめたら?」と言われてもきれいごとを並べる
「アンタっ!こんな遅くまで遊んでるの?」と母親に言われました
パパ「いやぁ、仕事だよ」
母「普通じゃないでしょ。やめたら?」
パパ「でも、先輩はいい人だしやりがいもあるよ」
そう、この周りの忠告に「でも、○○だから~」ときれいごとを返してしまうようだと、立派な社畜です
たまに会う友達にも
パパ「こんなひどい会社ないよな~」
友達「そんななら辞めちゃえよ❗️」
パパ「でも、今やめたら会社に迷惑がかかるし、よくしてくれる先輩にも悪いじゃん?」
愚痴を聞いてもらい、自分を心配してくれた友達も次第に疎遠になっていきました
何度か会社をやめようと思ったことはありました
でも、やめたら
会社はまわるのか
一緒に働いている人はどう思うか
などと頭に浮かぶのは会社のことばかり
自分自身のことを心配することはなかったです
自己犠牲を美徳と捉えるようになる
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友達が疎遠になっていくこともそうですが、自分は会社のために睡眠時間を削ったり、休みの日には "来週の仕事のためにしっかり休もう" などと理由をつけて友達の誘いを断ったこともありました
自分は会社のために頑張っている!そんな自分は素敵な人間だと思っていました
就職して2年半が経ったとき、よくしてくれていた先輩が突然やめました
おそらく一般企業に勤めている人ならば
「急にやめるなよ」となると思います
しかし、すっかり社畜になりあがったパパは
≪先輩の分の仕事も頑張るぞ❗️≫
なぜか気合いがはいったんですね~笑
先輩の分も頑張る自分が周囲からしたらかっこよく思われると思ったんでしょう
立派な社畜ですね~
インフルエンザになろうが、帯状疱疹が出ようが、無遅刻無欠勤!おまけに仕事はよくやる! 会社からしたら完全に都合のいいやつですね
当然先輩の分の仕事をしたところで評価されるわけでもなく、給料があがるわけもなく、ただひたすらに仕事をこなしていました
もちろん《自分、かっこいい…》と思ってました
やめようと思ったきっかけ
社畜になり早4年と半年…
祖母が亡くなりました。具合が悪く2年ほど入院していました
その間顔を見せにいったのは1度きり。今思えばなんて祖母不幸な孫なんだと、当時の自分を殴ってやりたいくらいです。。。
初めて公休以外の休みを取り、葬儀に顔を出しました
そこで叔父に言われました 《なんで通夜に来ないんだ❗️》
その他の親族、親戚にもいろんな言葉をかけてもらいました
やっと自分の愚かさに気がつきました
会社と自分の命、どちらが大切ですか?身を危険にさらしてまでも今の会社にしがみつきますか?
大きな転機があったからやめる決心がつきましたが、もし祖母が健在なら、もし葬儀に出なかったら今の自分はいなかったかもしれない
そう思うと背筋がゾッとします
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やめる時に必要なもの
ズバリ!
鉄の意志です!
❗️鉄のように硬く、折れない心と気持ち❗️
これがなければやめられません
≪絶対にやめるんだ≫と強い気持ちをもってください
うまく言いくるめようとしてくる上司や同僚
心揺さぶる言葉をかけてきます
そんな言葉に聞く耳を持ってはダメです
絶対にやめるという鉄の意志をもってください
鉄を熱くして曲げようとするがごとく
あなたに対する熱い気持ちをぶつけてきます
そんな熱さじゃ、曲がらないくらいの分厚い鉄になってください
これがあればブラックレベルの《初級~中級》の会社はやめられるはずです
やめるまでにやったこと
たぶんパパのいたブラック企業は中級の中でも上のほうだったと思います
このくらいになると
昇給・昇格を提案される
好きな部署へ異動してもいい
あと半年だけ働いてくれ
と謎の条件を持ちかけられました
あまりの熱さにパパの鉄の意志は少し曲がってしまい
「じゃぁ…半年だけ…」
はい、半年間延長しました。笑
さすがブラックレベル上級に片足を突っ込んでいるだけありますね!
熱量が半端ないって!
ただ、ここで交換条件を
定時で帰りたいときは帰る
有給休暇は全て消化する
この2つの条件を提案しました
すると……
「じゃ、あと半年頼むわ✋」
と軽~く返ってきました
もちろん昇給・昇格・異動はお断りしました
この半年間は非常に濃く過ごしました
今までは
起床 ⇒ 仕事 ⇒ 帰宅 ⇒ 寝る
会社と自宅のドアtoドアでした
しかし、やめるまでの半年間は
転職先を考えたり、資格取得のために勉強したり、友達と遊んだり…
自分のために使える時間が増えました
こんな幸せなことがあるのかと心の底から思いました
半年間延長して良かったと感謝の気持ちすら芽生えました!笑
ひとりで悩まないで
やめようと思うきっかけは人それぞれだとは思いますが、やめるには勇気が必要ですよね
どうしても一歩が踏み出せない
ひきとめられたら断れないかも
損害賠償を請求されたらどうしよう
不安なこともたくさんありますよね
そんな方は退職を代行してくれるサービスを利用しましょう ↑(相談はLINE、電話、メールで無料で出来ます
退職後は無料で転職のサポートもしてくれます)
口コミもありますので参考にしてください
パパは結果的に前の会社をやめられてよかったです
前の会社をやめなければ
ママと結婚することもなかったですし、結婚しなければ娘と出会うこともなかったと思います
やめたことで得たものは今後の人生でかけがえのないものばかりです
今、当時のことを振り返ると"よくやってたな~"と思います
仕事に対して求めるものは様々だと思いますが、 仕事は生活の大半を占めます
起きている時間の半分もしくは半分以上は仕事をしている人が多数いるとおもいます
仕事のために生活するのか
生活のために仕事するか
どちらが良い人生をおくれるか
退職したいと悩む人の背中を押せたらいいなと思います