建売と家族

家族3人と新築建売の記録です 育児やDIYなど綴っていきます

【断乳】父親としてやれることはすべてやった~断乳までの軌跡~

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約 1年と4ヶ月もの間、

嬉しいときも楽しいときも辛いときも苦しいときも悲しいときも

娘にとってはどんなときも一緒に過ごしてきたおっぱいと

さよならをする日がとうとうやってきました

 

卒乳とは、子供が自らの意志で授乳をやめること

断乳とは、親の意志で授乳をやめさせることです

今回我が家では断乳を選びました

娘の断乳に向けて、私自身が親として全身全霊をかけて望みましたが、予想以上にハードな日々を過ごすことになりました

初めての育児、初めての断乳でしたが、親になったら多くの人が通る道だと思います。そして、誰もが悩み、苦しむ....

しかし、断乳の先には一回りも二回りも成長した娘を見ることが出来ました

そんな、我が家の断乳までの軌跡をここに書き記しておきます

  

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断乳の鉄の掟

夫婦の約束=鉄の掟として

娘がおっぱいを欲しがらないようにすることを定めました

抽象的な表現ではあるものの、鉄の掟があることでどう行動しなければならないか自然と考えるようになります

要は普段、娘がおっぱいを欲しがる状況を理解していなければどう行動するべきかの判断は非常に難しいわけです

我が家の場合


  1. 食後

  2. 眠い時

  3. お風呂上がり


上記3点が最もおっぱいを欲しがる状況です

この状況をかいくぐってこそ、断乳というゴールが待っているわけですから、猪突猛進で突き進みます!

父親がやるべきこと

 

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やるべきことは鉄の掟を守ること!

といっても、どうしたらいいのかさっぱりわかりません

大切なことはいかにして娘の気を引くか?おっぱいから気をそらさせるか?というところにつきます

娘の興味関心の全てが父親に注がれるように娘にアピールしていきます

 

『シャボン玉をやろう』

 

『お散歩行こう』

 

『公園で滑り台をしよう』

 

『パパが絵本を読むよ』

 

『動物の真似をするよ』

 

『ピカピカブ~を一緒に踊ろう』

 

『一緒に寝よう』

 

『一緒におやつを食べよう』

 

『録画を見よう』

 

これが私の持つ引き出しの全てです

この引き出しをうまく使い分けながら、娘の興味関心を集め続けました

特に役に立ったのは録画でした

娘はワンワンが大好きです。この時だけは娘の興味関心は全てワンワンに注がれています。私のことは全くもって眼中にありません

 

遊びのレパートリーも大切ですが、1番大切なのは寝かしつけのスキルを持っている必要があるということです

 

寝かしつけのスキルがあれば

《疲れさせる⇒寝る》という最強の合わせ技で鉄の掟を守ることができます

 

裏を返せば、寝かしつけのスキルがなければ

《疲れさせる⇒おっぱい》という娘の得意技が発動しますから、父親としては負けも同然です

父親として必須のスキルです

 

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断乳までの軌跡

ということで、【鉄の掟】と【父親がやるべきこと】が明確になったら、あとは行動に移すのみです

その前に段取りも確認しておく必要があります


  • しっかりとスケジュールを確保する

  • 体調を万全に整える

  • 万が一に備えておっぱいにアンパンマンを書いておく


スケジュール確保をする理由は、夫婦と娘、3人で断乳をしているという一体感を出すためです

体調を万全に整えるのは、各々の役割を果たすためです。体調が優れないと最悪の場合、途中離脱を余儀なくされます

途中離脱だけは避けたいところなので、体調はしっかりと整えておきましょう

 

万が一に備えてアンパンマンを書いておくのは、もしおっぱいにたどり着いてしまったとしても、見たくれはアンパンマンですからおっぱいとは認識しないようで、娘には非常に効果的でした!

 

断乳する日付を決める

 

まずは、夫婦で話し合いあらかじめ断乳をする日付をはっきりと決めておきましょう

日付が決まったら、仕事や遊びの予定はいれないようにします。当然といえば当然の話ですね。。。

出来れば家族揃って3日間は一緒に過ごせるといいと思います。ちなみに我が家は2日間確保しました

実際に断乳してみて、母親の負担を考えると最低3日間は必要だと感じました

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断乳初日(断乳開始~就寝まで)

そして迎えた断乳初日

朝食後の授乳を最後に、もう娘がおっぱいを探す姿が見れなくなると思うと寂しい気持ちになる反面、またひとつ成長していくんだと感じる喜びとが入り交じる複雑な心境でした

 

ただひたすらに娘と遊び続ける…

 

 

遊び続ける…

 

 

遊び続ける…

 

そして無事に昼食の時間を迎えます!

ここまで、おっぱいを欲しがる仕草を見せない娘

 

「お、これはうまくいくか?」

と思ったのもつかの間、昼食後におっぱいをほしがるではありませんか!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!

 

いかんいかん。

ここは必殺【いないいないばあ】の録画を再生します

 

 

 

 

だめだ。。スイッチが入ってしまったみたいで、全く泣き止まず。。

 

ここで万が一に備えていたアンパンマン発動!!

これが見事に仕事をこなす!

ママの服をめくりあげアンパンマンを見つけるなり

娘が「パンパンー」と絶叫しながらご満悦な表情を浮かべます

すかさずママが「アンパンマンいたねー アンパンマンも寒いからバイバイしようか」

すると娘は「パンパン バイバイー」と言いながらめくった服をおろします

 

なんということでしょう

こんなにも効果抜群だなんて、アンパンマンを書いておいてよかった!!

そして、娘はパパとしばしお昼寝タイム

たくさん遊んだおかげか3時間もお昼寝しました

起きたあともひたすら遊び続け、あっという間に夕食の時間になりました

正直ここまでの道のりは決して楽なものではありません

なにしろ1番辛い思いをしているのは紛れもなく娘であることは間違いないでしょう

さあ、1日目の終盤です!

夕食を済ませ、手際よくお風呂へと入ります!

が、我が家ではパパが先に入って体を洗い、娘をお風呂にいれるシステムですから

ママと娘が2人きりになる時間がどうしても発生してしまいます

ここはなんとしても、時間を短縮せねば…

 

ということで、

【究極奥義】全身石鹸洗いの術

これは頭の先から足のつま先まで全身を石鹸で洗うという究極の時短テクです

デメリットをあげるなら、髪の毛が少しきしむくらい

元々固毛の私には関係のない話だ

 

さあ、ちゃっちゃかと済ませていざ娘を呼ぶことに。。。

あれ?いつもと同じ様子で来るな

もしや、授乳したか?

と思いましたが、万が一に備えていたアンパンマンで遊んでいたのでご機嫌になる⇒いつもと同じ様子だったようです

 

なんだかんだで、万が一の備えが1番活躍しているということが判明しました

正直私がやっていたことは無に等しいのかもしれないとまで感じました。笑

と、いつまでも落ち込んでいる暇はありません!

  これから恐怖の深夜を迎えるんですから……

今まで就寝してから起床までの間に1~2回授乳をしていた娘が夜中に起きないはずはないと考えているからです

ちなみに夜中に娘が泣いて起きたことはほとんどありません

そんなダメな父親は果たして夜中に娘を再び夢の世界へといざなうことが出来るのか?? 恐怖と不安しかありません。。。

断乳初日(娘と2人きりの夜)

 

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あーだこーだ言っていても時間は刻一刻と過ぎていきます

さっさと寝かしつけて一緒に寝ます

寝かしつけは毎日やっているのでおまかせあれ!

日中さんざん遊び続けたおかげか娘はあっという間に夢の中

パパもさっさと寝ます!日中の疲れがどっと出ていますが夜中に娘が起きたら対応しなくてはなりません

ママは娘が寝ぼけて勝手に授乳を始めないよう、別室で寝ることにしております

真っ暗闇では万が一のアンパンマンも見えないですからね。。。

 

実は初めて2人で過ごすわけではありません

 

つい最近のことなんですがこんなことがありました

 

 

そうなんです。断乳するつもりもなかったのに半ば無理やり断乳をさせてしまったことがありました

⇓そのときのことをまとめた記事です

tateuri-to-kazoku.hatenablog.com

 

 

夜中に何度も何度も目が覚めます。。2時間に1回くらいのペースで。。

 

 

娘ではなくパパが。笑

もう不安なことが色々ありすぎて、眠りが浅いのかなんなのか

 

娘が窒息してないか

娘は寒くないか

娘が勝手にママの元へと行っていないか

 

慣れないことをやるときはいつもそうなんですけどね(^_^;)変に心配性なんですかね

 

そんなこんなで、娘は1度も目を覚ますことなく朝を迎えました

日中に遊びに遊んだおかげなのか、断乳したからなのかはわかりませんがとにかく不安な夜は無事に乗りきりました!

断乳2日目(起床~翌朝)

 

2日目は、初日とほとんど同じことを繰り返していました!

万が一に備えたアンパンマンの出番も初日と変わらず、何度も助けてもらいました

 

ただひとつだけ異なることがあります

 

パパの体力です。笑

 

本当に子供ってエネルギッシュです

散歩に行ったときに「そっちは危ないよ」と声をかけると、一度は立ち止まりますが、再び走り出す始末

 

親の心子知らずの意味を体感しました。笑

 

こんな感じで断乳のための2日間を過ごしました

休養日としてあと1日を確保しておいたほうが良かったと後悔しております

 

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断乳はうまくいったの?

その後、娘は断乳することが出来ました

しかし、ママはまだまだ母乳分泌中です。

ママ曰く、2日目が辛さのピークだったとのことでした

 

 

実際に同じ時間を過ごしてみて、断乳って母親と子供が辛い思いばかりしている気しかしませんでした。父親なんてただ『疲れた... 体力が...』なんて言い訳しているだけですからね

 

大人に例えるなら

暑い夏、仕事終わりに訪れたビアガーデンで自分だけビールを飲めない状況と同じくらい子供は辛い思いをしていると考えたら、どれほどのものか想像がつくんじゃないでしょうか

私、お酒は飲まないんでわからないんですけどね

 

 

もうすぐ断乳を初めてから2週間になりますが、おっぱいを欲しがることはないです

なんなら夜中に1度も起きなくなったことでママの負担も減ったことが良かったです

 

娘よ、ご飯をいっぱい食べてすくすく成長してくれ!!!