なぜ日本の政治家や意識高いITビジネス系はルー大柴のルー語を使うのか
どうもすまいる(@smile_120family)です
なんとも藪からスティック(藪から棒)なタイトルですが個人の主観で話を進めます
イフユーライク ご覧になってください(もしよろしければご覧になってください)
日本語と英語がミックスされたルー大柴さんの独特な表現として注目されたルー語
政治家にも似たような発言が多く見られます
選挙で意味を理解するのが難しいカタカナを連発する政治家
カタカナを日本語の接続詞でつなぐIT社長など押し寄せる英語の波は日本をうめつくしている
彼らが発言するカタカナの意味が理解できない日本人からすれば
《日本語で喋ってくれ!》
一方でカタカナの意味を理解している日本人からすれば
《なるほど!》
一世を風靡したルー語は今の日本社会の公用語といっても過言ではないだろう
スポンサーリンク
ルー語を使うデメリット
ルー語を使うデメリットは
意味が伝わらない可能性がある
聞き手が困る
普段から英語に慣れている人からすれば意味を理解するのは容易なことかもしれません
しかし、英語に慣れていない人からしたら言いたいことは何なのか?何を伝えたいのか?わからなくなってしまいます
ルー語を使う場合は
相手との関係性
相手の英語の理解力
このあたりを状況に応じて判断する必要があります
ルー語を使うメリット
一方で、ルー語を使うにはメリットもあります
伝えたいことを簡潔に表現することができる場合がある
日本語での表現が難しいときに英語に置き換えて伝えることができる
なんとなくカッコいい
相手が英語に慣れているのであれば日本語と英語が混ざっていても伝えたいことは的確に伝えることができます
また、会話に関係のない第三者からするとカッコよく聞こえてきますよね
ビジネスに置き換えると
「こんなに英語を使える人と仕事をしたい」
なんて思われるかもしれません
日本語と英語がミックスされた独特なルー語を使えれば、新たなビジネスに繋がるかもしれません
スポンサーリンク
政治家のルー語はどうなのか?
政治家の使うルー語ははたして日本国の為になっているのでしょうか?
ルー大柴ならぬルー小池と称された小池東京都知事は記憶に新しいでしょう
しかし、この発言は彼女が知事をつとめる東京都民に意味は伝わったのでしょうか?
東京都民からしたら、寝耳にウォーター(寝耳に水)だったのではないでしょうか
"アウフヘーベンが必要"と言われても、「"アウフヘーベン"てなんや?」と思われた方も多いはず
そんな中マスコミがルー語の解説をするほど一般に広く認知されていない言葉を使うのはいかがなものだろうか…
言った本人からしてみたら《カッコよくきめた言葉》であっても、相手に伝わらなければ全くもって意味がありません
むしろ、マスコミに余計な仕事を与えているのでは?と、思う気持ちもわからなくはありません
ひとつ思うのは、
政治家にとって、ルー語を用いると《カッコいい表現ができる》のと同時に《自分の言ったことを曖昧にする》ことでいざとなったら責任放棄する逃げ道にしているのではないのか?
どちらにしても選挙で選ばれるのが政治家ですから、責任を放棄するような人を選んだ一般市民にも責任はあるのかなと思います
IT系はルー語と言うより専門用語
最近よくニュースやCMなどでも耳にすることが多くなった
コンプライアンスや、インセンティブ、アジェンダ、エビデンス、コミットなどはビジネス用語と呼ばれるものです
もちろん職種毎に専門用語と呼ばれるものがあるように、ビジネス用語も専門用語のひとつです
たしかに、ビジネス用語は日本語と英語がミックスされた表現なのでルー語と同義だと勝手に思っています
専門用語って、知識がない人からすると全く意味のわからない言葉だらけですよね
《結果にコミット》
みなさんも記憶の片隅にあるのではないでしょうか?
めちゃくちゃ響きがカッコよくて、意味を知らずに『コミット』という単語を使っていました。笑
新しい言葉を覚えられる
カッコいいから気になる
↓
意味を調べる
↓
ひとつ英単語を覚える
このように捉えることもできますね
例えば『コミット』という言葉を知り(聞き)、興味をもてば自然と意味を知りたくなりますよね
"コミットとは"と調べると、
"commitment(コミットメント)の略で、ビジネス用語である"
などと出てきます
すると、「ビジネス用語って他にどんなものがあるのか?」と気になりますよね
もし、他のビジネス用語にもカッコいい響きだったり、気に入った意味やイントネーションのものがあれば
友達に自慢したりしたくなりますよね
もちろん、ビジネス用語以外にも専門用語はたくさんありますから、すべてを覚えることは難しいかもしれませんが
新しいこと知らなかったことに興味を持つことはその人にとってプラスになるんじゃないかと思います
スポンサーリンク
ルー語は新しい日本をつくりだす為に必要なのではないか?
つまるところ、日本という国に首都が定義されていないのと同じように、公用語というものは定義されておらず、日本語は日本人同士または日本国内で使用される言語です
一応パラオのアンガウル州においては州の憲法で日本語が公用語して定められていますが、実際にはほとんど使用されていないみたいですね
外国人の方でも流暢な日本語を話される方をよく見ますが、彼らにとっては日本人が英語などの外国語を覚えるのと同じ感覚なのではないでしょうか
政治家や意識高いIT系の方々が日本語とカタカナを組み合わせているのはきっと、日本国民の意識を国内だけでなく国外にも向けてほしいというメッセージなのではないでしょうか
インターネットが普及した今、わからないことは気軽に調べて知ることができます
調べたことに対して、色々な人が色々な意識・視点で物事を判断することでより豊かな国日本を作り出してほしいという願いが込められているのかも知れません
他の国の真似事ではなく、更に新しい・良い価値を見出だすスキルは日本人の心の奥底に眠っているはず
ルー大柴さんをはじめ、政治家や国際的に活躍するIT系、リーダーシップをとる人々の使命であり、役割が、日本人の心に火を灯そうとしていると考えると
闇雲に批判はできず、むしろ彼らの行動に乗っかっていくのも将来の日本にとって悪くない気もします
ただ、世界を見渡すと言語は5000以上もあり、 そのなかで日本語を日常的に使用している人数はトップ10に入っているということも事実としてあります
tateuri-to-kazoku.hatenablog.com
新しいことを取り入れることは良いと思いますが、古くから伝わる日本語の良さを残しつつ、新しい時代を切り開くのは我々の使命なのかもしれませんね